自動車には定期点検と強制保険の加入が義務付けられています。これはどういうことかというとその有効期間が切れてしまった車は運行できないという事です。この期間を一般的に車検期間というわけですが、この車検を延長する手続きが必要になります。車検を受けるという事です。内容は定期点検を受けて必要があれば整備することと、更に強制保険である自賠責保険を延長して加入して、自動車重量税を支払い、国の機関で車両検査を受けて、車検証を新しく交付してもらい、更に検査期間を表示するステッカーを張り替えて完成です。この作業は自動車のオーナーが自分でも出来ますが、点検整備などには専門的な知識や設備も必要なので一般的には整備工場に出すことになります。多くの人は自動車を購入したディーラーへ出しますが、新車ディーラーへ出すのが車検を延長する一番の方法とは限りません。

神戸市の場合自分で持ち込む自動車検査事務所も市内にありますので、自分でするユーザー車検も手軽ですし、メーカー系列でない整備工場も多く受けやすくなっています。また車検は神戸市の車は神戸市で行うという風には決まっていません。車両の状態の変更がない場合、つまり特に改造などがない場合は登録の管轄の検査事務所以外でも車検つまり、継続検査の場合は出来ますので、他府県や県内の別の検査委事務所である姫路検査事務所などでも車検を受けることができます。また車検を延長する際には自動車税の完納が条件になりますので、納税証明書を提出する必要があります。