神戸市内のすべての道路は、有効な車検証が車内に保管されていないと走ることができません。もし、車検の有効期間が切れてた場合は、以下の2つの方法のうちのいずれかをつかって、車を神戸市内にある陸運局、軽自動車検査協会、指定整備工場のいずれかの施設に運んで検査を受けましょう。その後、合格して車検証の交付を受ければ、再び公道上を走ることができるようになります。
1つ目の方法は、神戸市内で車の運搬を行っている業者に依頼する方法です。車検が切れてた場合は公道上を走ることができなくなるだけで、運搬車両に載せて運ぶことまでできなくなるわけではないため、この方法が有効となります。確実に検査施設まで車を運ぶことはできますが、運搬費用はそれなりにかかるので、依頼する業者は料金とサービス内容をよく確認してから決めるようにしましょう。
2つ目の方法は、臨時運行許可を得る方法です。臨時運行許可とは、市区町村自治体が運行目的、走行経路、許可期間を決めた上で特例的に公道上の車の走行を許可し、その証として臨時運行許可番号標(仮ナンバー)を貸与するというもので、神戸市の場合は区役所の市民課か陸運局に設置されている窓口で申請することができます。車検が切れてた場合に区役所で必要書類を提出して申請すると、自宅の駐車場から検査場のある施設までの臨時運行が必要な日数分だけ許可されます。申請手数料がかかるものの、お金をかけずに自分で車を検査場まで運ぶことができますが、無事に車検証の交付を受けられた場合はすぐに仮ナンバーを返却しなければならず、忘れてしまうと処罰の対象となるので注意が必要です。