例えば神戸市内の自動車修理工場へ、スペアタイヤをつけたまま車検のために訪れたとします。修理工場の業者は、スペアタイヤをつけたままの状態に疑問を抱き、車の持ち主に色々と聞くと想定されます。その時は、替えのタイヤを持っていないので、車検を頼む時に購入させて頂く予定でしたと応じれば納得してもらえます。すると業者は、車についているタイヤと同じメーカーの物がないか、修理工場内を探してくれます。ない場合は、神戸市内の同業者に所持しているか訊ねたり、神戸市にあるカー専門店などで見つけてくれます。タイヤを見つけた時は代理に購入してくれるので、依頼主は後でその時の代金を支払うことになります。入手したタイヤは、すぐにスペアタイヤと交換をしてくれます。スペアタイヤは、車のトランクに積んである場合がほとんどなため、業者はそこへ元通りにはめ込んでくれます。その後に車検をすることになることから、タイヤ交換の費用についてはサービスとして無料にしてくれる場合があります。お金を支払う必要があった場合は、500円から625円程度なので、特に問題はないと思われます。
車検のほうは、業者は車検を開始前の予備点検として、どの部品を取替えればいいのかを前もって教えてくれます。足回りのパーツやエンジン内のバッテリー、またはオイルの交換もする必要が生じることがあります。車検の費用が上積みされる要因になりますが、1度交換すれば当分は大丈夫なため、業者に指摘された時は指示に従ったほうが無難です。